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日本人発見の新元素の名称はニホニウム2016年06月09日 13時26分24秒

8日、日本人が発見した113番目の新元素の名前が「ニホニウム(元素記号はNh)」に決定した。発見者が理化学研究所の研究者で九州大学教授の森田浩介教授。
元素の名前は、欧州・米国・ロシアによるものばかりだったが、ここにようやく日本命名の元素が加わることになった。
日本の科学史に残る快挙だ。

以前はジャポニウムという名前が有力と言われていたが、ジャップという日本に対する侮蔑用語を連想させるため、ニホニウムになったそうだ。少し、考えすぎのような気もするが。
ニホニウムはちょっと発音しにくい。英語ではNihoniumと表記するから、カメラのNikonがアメリカではナイコンと発音されるように、ナイホニウムと呼ばれるのだろうか?

いずれにしろ、周期表に日本発の元素が加わることはとても喜ばしいことだ。

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