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年金管理システムにサイバー攻撃!?2015年06月01日 16時50分07秒

ニュース速報が出た。
「年金管理システムにサイバー攻撃 年金情報 百数十万件が流出か (NHK NEWS WEB 16:45)

 日本年金機構の年金管理システムがサイバー攻撃を受けた。職員の端末が標的型メールの攻撃を受け、添付ファイルを不用意に開いたことで、パソコンがハッキングされてしまったようだ。情報漏えい件数は125万件にのぼるという。

 情報の統合・一元化は危険だ。情報は、広く分散し暗号化して、一部がハックされても完全な情報が得られないようにするのが基本。
 サイバー攻撃だけでなく、いつ首都圏を大震災が襲うがわからない。
 情報は分散するだけでなく、国家の重要情報に関しては、インターネットから隔離した専用回線が必要だ。

 なんというお粗末なシステム・運用体制なのだろうか。
 この体たらくでは、マイナンバーもきわめて危険だ。中止すべきだろう。マイナンバーは、あまりにも個人情報に深入りしすぎている。悪人にとっては、こんな美味しい情報はないから、いつか必ずハッキングされる。
 ともかく、日本人は情報セキュリティに甘すぎる。

 つい先日の報道では、アメリカで、飛行中の飛行機に機内から機内のシステムに入り、飛行機のシステムをのっとったという事例がある。

 ソフトウェア技術に劣る日本は、徹底的にソフトウェア技術の能力向上に努めないといけないと思う。