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ネットは匿名から疑似匿名へ 脳に必要な余白2026年04月25日 16時23分33秒

SNSの存在感がすごく大きくなっている。トランプ米大統領をはじめ、世界各国の首脳が公式に、政府の施策・方針などを発表している。Xには、身元を保証するブルーアイコンがつけられるから、基本、なりすましはできない。

以前のネットとは全く違う。事件さえ起こさなければ、ほぼ完全匿名であった2ちゃんねるや5ちゃんねるが懐かしくなる。しかしあのような匿名性の高いところであったからこそ、言いたい放題なことが言えたのだ。それはそれで「迫力」があったし、玉石混交の投稿には千に三つくらいは貴重な情報があったものだ。

今のSNSは誰でも、ある人の過去の投稿を見ることができるから、大体どんな人が分かってしまう。だから、危ないことは書くのをやめようという自制が働くのである。これはこれでいいことである。ネットは、このような方向に発達しないと、2ちゃんねるのようなカオスのままだといずれ消えてしまうだろう。

でも、管理された現在のSNSより、「カオス」で「不定形」な、以前のネットも懐かしくはある。
管理が不十分で、おおらかさがあったのだと思う。人間は曖昧な環境でないと心が落ち着かないと思う。脳には余白が必要なのだ。