中秋の名月がきれいなので今夜はビールを飲みました: 白鳥 敬の1000文字コラム

今日は中秋の名月だ。
月が出る頃は東の空に群雲がかかっていて、これもまた風情かと思っていたのだが、その後、空が急速に晴れだし、今は、南東の空に満月と木星が煌々と輝いている。

先程、BS-TBSの「報道1930」という番組を見たのだが、東大先端研名誉教授の児玉龍彦氏が感染のピークが急激に下がってきたことについて興味深い説を紹介していた。

1本鎖のRNAを持つ新型コロナウイルスは増殖の際に変異しやすく、変異を繰り返すうちに、感染力と毒性の強いデルタ株のようなものも作り出すが、そのうちに毒性の弱いものを大量に作り出し、自壊していくことがあるのだそうだ。
これを「Eigenの限界」という。

Eigenは1967年にノーベル賞を受賞したドイツの生物学者、マンフレート・アイゲンのこと。

とはいえ、なぜ今回のように感染者数が急減してきたかはまだ誰にもわからない。
これまで通り、「手洗い・消毒・マスク・三密を避ける」を徹底していきましょう。