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官僚に100年先のビジョンを描ける人間はいないのか?!2009年11月08日 09時08分16秒

読売新聞のYOMIURI ONLINEに「東京都教育委員会は、現在の中学2年生が受験する2011年度の都立高校入試から、約1万1000人に上る推薦入試の募集枠を大幅に削減する方針を決めた。」というニュースが載った。(2009年11月8日03時06分)

ようやく今頃になって、という印象だ。

推薦入試は、個人的には「合法的コネ枠」としか思えない。推薦入試だけでなく、AO入試も帰国子女枠も廃止すべきである。
公立高校だけでなく国立大学も推薦入試等を廃止すべきだと思う。

推薦入試やAO入試が増えてから明らかに学力不足の生徒・学生が増えている。
大勢の人間を選別するには、ペーパーによる入学試験が「いちばん公平」なんですね。

記事によれば、1984年に文部省が「推薦入試をとりいれるほうが望ましい」という通達を出してから全国にひろまったのだそうだ。
ほんとここ20年くらいの教育行政は愚策の連鎖ですね。
「ゆとり教育」といい、競争は悪という指導をしながら「生きる力」と言ってみたり。
「塾業者の皆様のご協力をお願いしたい」と言ってみたり、無能さをさらけ出しているだけだ。
官僚に100年先のビジョンを描ける人間はいないのか?!