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ニュースを見たらまず2ちゃん2009年03月11日 21時15分55秒

最近のマスコミ報道は変だ。おかしい。

製造業の派遣切りが社会問題になり、また、かんぽの宿売却をめぐる不正疑惑が追求されるなど、小泉・竹中路線が果たして正しかったのか、という方向に国民の関心がいきそうになったと思ったら、いきなり、東京地検特捜部による小沢一郎の秘書の逮捕である。

今度の選挙では政権が民主党に移るのではないかという世論の流れがあった中での逮捕劇なので、国民の関心はさっとそちらのほうに誘導されてしまった。
容疑は、政治資金規正法というザル法のザルを潜り抜けたやり方で、自民党も民主党も多くの政治家がやっていたことであった。
もちろん、特捜が動いたのであるから、まだこの先の本丸があるのかもしれない。

しかし、このストリームチェンジで誰がいちばん得をしたのかといえば、それは窮地に陥ろうとしていた小泉・竹中グループではないのか。もちろん、そのグループが仕掛けた事件であるとは言わない。ともかく、結果としては彼らに有利に働いた。

そういうふうに見ると、マスコミ報道の豹変ぶりには、なにか不穏なものを感じる。気のせいかもしれないが。

しかし、今回の事例を見れば、マスコミっていかに簡単に操作される存在かわかるだろう。そして、そのマスコミに誘導されるのが大多数の国民だ。マスコミの動向は十分に監視しなければならない。
今、その監視役となっているのがネットだ。中でも2ちゃんねるの意義は大きいと思う。
ま、もちろん問題点も多いが。

ともかく公正中立な報道って存在しないんだな、とつくづく思う昨今であります。

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