Copyright© Kei Shiratori 2008-2023

屋久島空港近くで米空軍のオスプレイ墜落2023年11月30日 22時41分33秒

29日、米空軍のCV-22オスプレイが屋久島空港近くの海上に墜落しました。乗員は8名だそうです。1名は見つかりましたが残り7名はまだ見つかっていません。
メディアの報道によると、低高度で左エンジンが火を噴き、さかさまになって墜落したそうです。さかさまというのは多分ロール方向だろうと思います。

オスプレイは、回転翼機と固定翼機を折衷したような飛行機で、操縦は、とくに離着陸時の操作は非常に難しくなるので、ほとんどすべてコンピュータ制御です。
しかし、コンピュータが正常に働くのは一定の条件の範囲内であって、突然エンジンの片方が爆発するようなアブノーマルな状態ではリカバリーできないでしょう。

そもそもこういう回転翼と固定翼の折衷デザインというのは、あまり好ましくないと思います。多少のリスクは承知の上で、特定の目的を果たす必要がある軍用機にしかできないものです。
軍用機としてはその特殊なコンセプトがはっきりしており、「営業」しやすい機体だったと思います。軍の偉いさんは、セールストークにつられてついつい。(かもしれないと妄想!)

飛行機は見た目の美しいものが空力的に優れているのです。これは直観的にそうなんです。
オスプレイのようなゴテゴテした機体は美しくない。